外構施工でモルタルの使い方!耐久性・美観の両立を実現する秘訣とは?
2023/10/03
外構施工において、建物の外観を演出し、耐久性を確保するために欠かせないのがモルタルです。しかし、モルタルの使い方によっては美観が損なわれたり、いくら耐久性の高いものを使ったとしても、施工に不備があれば意味がありません。そこで、本記事では外構施工におけるモルタルの使い方について、耐久性と美観の両立を実現するためのポイントを解説します。
目次
外構施工でのモルタル使用とは?
外構工事では、建物と道路の間にあるスペースを整えることが必要となります。その際に使用されるのが、モルタルです。モルタルは、セメントや砂、水などを混ぜたもので、固まった後はとても丈夫なコンクリートのような素材となります。 外構工事でのモルタル使用には、様々な種類があります。例えば、壁や塀の仕上げで使われる外壁モルタル、床面や階段の施工で使われるフロアモルタル、雨水の横流しを防ぐために使われるドレンモルタルなどです。 モルタルは、施工時には乾いている時よりも水を多めに混ぜる必要があります。そして、施工後は、完全に固まるまで時間がかかります。そのため、施工前には天気予報の確認も必要で、雨や強風の予報がある場合は、工事を延期する必要があります。 外構工事では、建物の外観や庭園などの空間演出にもモルタルを使用します。また、防犯対策のために設置されるフェンスや門扉などの基礎施工でも使用されます。使い方や施工方法によって、様々な効果を発揮すると言えます。
耐久性と美観を両立するために必要なこと
外構とは、建物や敷地周辺の庭や道路などを整備することを指します。外構の設計にあたって、重要なポイントは、耐久性と美観を両立させることです。 耐久性に関しては、様々な要素が考慮されます。例えば、敷地の土壌調査や地盤改良、排水設備、耐震性などが挙げられます。これらの要素を適切に施工することで、外構を長期間にわたって安定させることができます。 一方で、美観に関しては、素材やデザインなどが重要になってきます。外構に使用する素材は、天候や環境に耐えうる強度が必要です。例えば、木材は美しさがある反面、腐食などの問題があります。また、コンクリートや金属などは、強度がある反面、変色や劣化が起こりやすいという問題があります。 このような問題を解決するには、素材選定やメンテナンス計画が必要です。素材は、美しさと耐久性を兼ね備えたものを選ぶ必要があります。また、メンテナンスは、漏水や隅々までの清掃、塗装やワックスがけなど、定期的な作業が必要です。 以上のように、外構を設計する際には、耐久性と美観を両立させることが必要です。素材選定やメンテナンス計画に、時間や労力をかけることで、長期にわたって美しく安定した外構を維持することができます。
モルタルの種類とそれぞれの特徴
外構工事において必要不可欠なのがモルタルです。しかし、モルタルにも種類があり、それぞれ特徴が異なります。まず1つめはセメントモルタル。水や砂とセメントを混ぜることで作られます。水とセメントの割合によって硬度が変わるので、必要な硬度に合わせて調整する必要があります。2つめはプラスチカルモルタル。水に溶かしたプラスチックを加えることで水分の蒸発を防ぎ、乾燥後も硬くなるように設計されています。壁などの光沢感が出たり、色付けができるので、アクセントに使われることが多いです。3つめはエポキシモルタル。エポキシ樹脂系の原料を使い、硬化剤を加えて硬化させるものです。耐久性や耐摩耗性が高く、耐水性もあるので、水槽や水路など、水に触れる部分によく使われます。これらのモルタルの種類を理解し、それぞれの特徴を理解した上で、建設現場で使用することが大切です。
施工時の注意点とポイント
外構工事における施工時の注意点とポイントを紹介します。 まずは、周囲への配慮です。施工現場は周囲の住民への影響が大きいため、工事予定日や時間を事前に周知し、騒音や振動等での被害が出ないよう配慮することが必要です。 次に、地盤調査と予測です。地盤が弱い場合は必要に応じて杭を打つなどの対策が必要となります。また、地盤が悪い場合は施工中に浸水被害が出る可能性があり、事前に防止対策を行うことも必要です。 さらに、資材の取り扱いに注意が必要です。特に大型の資材やクレーンを使用する場合は、近隣住民や通行人に危害を加えないよう、専門的な技術を持った作業員による現場監督が必要です。 最後に、施工監理を行うことも重要です。現場責任者が工事進捗状況や安全管理を常に把握し、必要に応じて修正を行うことで工事の品質向上が期待できます。 以上、外構工事における施工時の注意点とポイントでした。安全かつ品質の高い外構工事を実現するために、施工会社との信頼関係を築きながら適切な対策を取りましょう。
正しいメンテナンスが美しさと耐久性を長持ちさせる
外構を美しく保つためには、適切なメンテナンスが必要です。定期的な清掃が美しさと耐久性を長持ちさせるためには必要不可欠です。外部の汚れや葉、ゴミを放置すると、時間が経つにつれて外構の表面に沈着し、それが日焼けや雨風によって傷をつける原因となります。また、木材や石材などの素材によっては、時間が経つにつれて使用されなくなってしまうと劣化が進むため、適切にされなければなりません。定期的な点検やメンテナンスを行うことで、短期間で修理するよりもコストを抑え、美しさを維持することができます。素材に合わせたクリーニング方法や、必要に応じて塗装やシーリングによるアフターケアも必要です。外構は長期的なプロジェクトであり、プロジェクトが完了した後も手入れを続けることで美しさと耐久性を長持ちさせることができます。